あっちもこっちも

ジャニヲタ返り咲き社会人のこれまでとこれからの記録

KAT-TUN 10Ks! ‐ 再び船に乗り込んで撃ち抜かれて帰ってきた私のKAT-TUNコン初参戦記 ‐

トピック「KAT-TUN」について

高校生の私、聞いてるかー!?

もれなくごくせんにはまって仁亀をガラケーの待画にしていた私!

高3の受験前にも関わらず動画をネットで漁りたいがために放課後補講をサボろうとしたけどそんな度胸なくてちゃんと受けてからダッシュで帰っておかんが帰ってきたらPC急いでなおして教科書広げて「勉強してましたけど何か?」的な顔してた私!

高校の卒業アルバムのみんなからのメッセージには「仁の嫁」「赤西」「KAT-TUN」の文字が必ず入っていて高校3年間で築き上げたものが全てKAT-TUNに塗り替えられた私!

高校卒業したら絶対コンサート行くんだと夢見てた私!

 

あなたが本当に大好きだった人は、留学した後、1番にグループを去っていくよ。

そのあとまた2人、グループを去っていよ。

そして10年後。君は中丸くん担として東京ドームにいるよ。

 

こうして思い出してみると、これまで好きになったジャニーズのグループはいくつかあるけど、KAT-TUNほど夢中になったグループはいない。

他のグループとは明らかに系統が違っていて、ワイルドさとかやんちゃさとか、そういうのが高校生の私にはたまらなくかっこよかった。そこがちょっとっていう人もいたけど、そこがいいと思っていた。

その中でも赤西仁という人に私は堕ちた。歌はうまいし、顔も好きだし、演技もできるし、顔も好きだし、とにかく色気がダダ漏れだし、顔もs・・とにかく世の中で一番かっこいいと思っていた。文字にするとなかなかイタイ高校生だ。

 

大学進学のために地元から離れるとき、行きの新幹線では発売したばかりのReal Faceを聴いていた。華々しい新生活の始まりに、牙をむき出しながら俺流スタートダッシュをキメていた。それでも大学生活の始まりにわくわくして、何と言っても田舎から出たことでコンサートに行けることがうれしかった。

 

朝のニュースで見たのか、突然やってきたニュースだったかは覚えていないが、嵐が好きな友達と赤西くんが留学するんだってという話を、大学の講義中にこそこそしていたことは覚えている。もちろん他のメンバーも好きだったが、1番に応援していたメンバーがいなくなると思うと、このときの私は何だか少し気持ちが抜けてしまった。留学を応援する気持ちとこのタイミングで行くんだっていう気持ち(じゃあいつならよかったのかと言われてもわからないけど)があったけど、私が考えたところで何も変わらないし、戻ってくるのを待っていた。だけど結局脱退。私はそこで船を下りてしまった。結局1度も生のKAT-TUNを見ないまま。

 

社会人になり、まだジャニヲタに返り咲いていない頃。いつの間にかKAT-TUNは4人になっていた。キスマイでジャニヲタに返り咲いた私はレコメンを聴き始めたのだが、月曜にやっていたKAT-TUNのがつーんも聴くようになり、タメ旅で体を張ってる4人を見てKAT-TUNってこんな面白かったんだと発見し、人は歳とったら丸くなるもんだなーなんて思っていた。そんな毎日を送って気付いたら番組を楽しみにしてKAT-TUNにまたハマっていく自分がいた。

下船状態中でも毎週見ているメンバーがいた。日曜9時まじっすかの中丸くんである。その理由は、ちょうどこの時間に目が覚めてテレビつけたらまじっすかやってて布団でごろごろしながら見てたからというだけなのだが、あのひょうひょうとした感じとかコメントが面白くてつい見る習慣がついていた。赤西くんに狂っていた頃、中丸くんは田中とHBBのイメージが強かったが、時事ネタのコメントとかレポートもできるんだなぁとか、ファーストクラスでのエリカ様とキスシーンを見て中丸くんってキスシーンもできるんだ(←)とか、タメ旅でのヘタレな姿とか、高校生のときには気付けなかった新たな発見をしていく内に中丸くんのファンになっていた。

そして、10周年を迎える年に、今度こそコンサートに行くんだと決めた。

ファンになった中丸くんはもちろんだが、KISS KISS KISSを踊る田口くんがとてもかっこよくて生で見たいと思ったことも、コンサートに行きたいと思った理由の1つである。

 

そんな中、田口くんが脱退を発表した。ちょうど生でベスアを見ていた私は、テレビの前で泣いた。発表する前の雰囲気から何か察して「やめろ、何も言うな」って思ったけどそれは叶わなかった。発表後に歌っている3人を見るのも、対照的にキレキレでかっこよく踊る田口くんを見るのも辛かった。その後も田口君はどんどん神ビズになっていき、本当この人何で辞めるのと思った。(今でも思っている)。KAT-TUNに限らず、グループから脱退するというニュースを見るたびに、今まで一緒にやってきた仲間を捨ててまでやりたいことってなんなんだろうと思う。その人の人生だからと言えばそこで終了だし、結局のところファンは見ていることしかできないのだけど。KISS KISS KISSを踊る田口くんが一度でいいから見て見たかったな。

 

はいっ!じゃあもう昔話終わって、レポいきます!

 

ありがたいことに東京2日目2階席チケットを譲っていただくことができ、初KAT-TUNコンに乗り込んだ。ハイフンさんのツイやブログを見ていると、KAT-TUNは2階席が神席だ的なコメントもあったので、とても楽しみだった。

 

ジャニに限らずペンライトを振るライブには幾度となく足を運んだが、正直KAT-TUNのペンラが一番かっこいい(私調べ)。ピストルとかさ!自分たちをわかりすぎてるよね!こっちも生半可な気持ちで応援してられねぇって気持ちにさせるよね!

 

1曲目のGOLDのイントロが流れた瞬間、私の高校生の思い出がブワアァァァァァァとよみがえって、リアルに鳥肌が立った。受験英単語覚えずに少クラのビデオを何回も巻き戻して必死で歌詞を覚えたな。ずっと見たかった光景が目の前に広がっていて、人数は違えどそこにはかっこいいままのKAT-TUNがいた。何なんだよ、しょっぱなからかっこよすぎだし泣かせる・・

 

え!もうReal Face歌っちゃう!?と思った2曲目。カラオケでしかやったことがなかったサビの振りをKAT-TUNと一緒にやっている・・感無量・・

 

ネバアゲ・WBAR・ハルカナ約束・Precious Oneは、懐かしさで泣けたし、あーKAT-TUNコンに本当に来れたんだと実感した。

 

下船期間があるので、私が知っている曲は初期(海賊帆あたり)のものがメインで正直初めましての曲も多かったが、どれもかっこよくて後でちゃんと聴きたいと思った。何といってもスクリーンに曲のタイトルと歌詞が流れるのがありがたかった。あれがなかったら、「あの最後らへんにみんなで歌った歌なんていうの?」状態だっただろう。(ちなみに4U)。しかもそれが中丸くん発案だと後々知り、ますます中丸くんのファンにならざるを得ない。

 

初めましてで、かつ語らずにはいられない曲がある。

MOONだ。けしからんMOONだ。

いやもうこの通りなんだけどさ。なんか直視していいのこれ。亀はどんな気持ちでやってるの。そしてロバ丸はどんな気持ちで見てるの。何でやったのかわからないって亀は言ってたけど、あれを本能のままにできる亀天才か。

私の初MOONが10Ks!だったせいで、後から買ったカウコンのMOONじゃ物足りないんだよ!ったく!

ということで、マルチアングルとオーディオコメンタリーとブルーレイお願いします。

あと、マイクスタンドの扱いが三者三様で、KAT-TUNってよくできてるなと思った。

前田のあっちゃんのドラマを今見ているのだが、MOONのKAT-TUNを見ていたら、ドラマのセリフを思い出した。

何か納得できるわ。

 

TEN-Gも知らなかったのだが、後から6人verを見たら、DVDが欲しくなった。KAT-TUNのコンサートは、新規ホイホイなのかな。私はATMなのかな。

 

このセトリですごく好きになって毎日聴いている曲が4Uだ。結婚式で流すことが決定している。結婚式の予定はない。恋愛ソングにも聴こえるし、KAT-TUNとハイフンの曲だとも取れて、ちゃんと歌えなかった分、復活コンではまた一緒に歌いたいなと思う。

余談だが、4U見たさにカウコンDVDを買ったら、しょっぱなからあけおめ替歌で歌われるというサプライズがあったため、ちゃんと聴きたくてquaterも買った。この商売上手め。

 

ステージについて。

アリーナに割とゆとりがあったので、もっとアリーナ席広くできそうだけどなぁというのが2階から見た第一印象だった。でも、トロッコとか上田君のバイクが走るのとか考えたら、あのくらいの幅がいるのかな。特効も関係あるのだろうか。

見ると聞くとでは大違いで、KAT-TUNのステージは特効がすごいと聞いていたが、想像以上にすごかった。水・火・レーザー・映像すべて駆使して、3人もその演出に負けないオーラがあった。東京ドームのライブは何度も見てきたが、演出にまで見とれてしまったライブはそんなに多くはない。たぶん、KAT-TUN以上にドームと特効をうまく使っているグループはないのではないかと思わせられた。

3人も演出に負けていなかったと書いたが、普通に考えれば、結果として人数が半分に減れば、その分歌のパートは増え、ダンスの構成も変わる。それがドームとなれば、ステージの広さから1人1人の間隔も大きく取らないとダンスが縮こまって見える。間隔が大きくなれば移動距離も増える・・そう考えるとかなりの体力が必要だ。これ以外にも私たちが知らない苦労があるはずで、それにも関わらず3人は負けていなかった。そんな苦労を感じさせない3人がとてもかっこよかった。

序盤からアリーナをトロッコで回っていて、かつ大小使い分けていた。アリーナのそこも通っちゃうのってとことか通ってて。こんなまんべんなく来てくれるんだーそりゃ楽しいわと思った。

 

メンバーについて。

亀梨くん。ザ・KAT-TUN。いつでもKAT-TUN。期待を裏切らない亀梨っぷりだった。反面、MCではかわいくて、このギャップにやられるんだろうなと思った。コンサートのつい数日前に夜会を見ていたせいもあって、舌ペロやら首伸ばすのやら本当にやってるーとちょっとおもしろかった(何かごめん)。さいごの挨拶で6人の名前を口に出し、抜けたメンバーにも感謝する亀梨くんの言葉を聞いたら、私も感謝せずにはいられなかった。私をKAT-TUNファンにさせてくれてありがとう、赤西仁

 

上田くん。普段野郎共なんで言われない、というか人生で初めて野郎共と言われたのだが、嫌な気なんて微塵もなく、「(そっちが本気ならこっちも本気で応援します!!)ウオォォォォォォォォ!!!」となった。(中丸くんも言っているが、私はライブは声出して楽しんだもん勝ちだと思っている。)何かキャーとは言えなかった。少クラで亮ちゃんに「何になりたいんですか」と言い放たれた不思議系の少年が、人一倍やさしくて熱くてKAT-TUNを守る男になっていた。ここ最近上田くん熱がぐいぐい来ている。

 

中丸くん。誰担かと聞かれれば私は中丸くん担だと答える。もともと持ってる器用さもあると思うが、HBBにしろ大学にしろどれだけ努力してきたんだろうと感心する。MCでは飄々としているけど、オーラスで充電期間になかなか納得てできなかったことや涙を流す姿を見て、KAT-TUNやファンのことをすごく考えてくれているんだなと感じた。あと、あの帝王感とかDFEがたまらない。個人的にDFEの人が好き。。

 

コンサートが終わったあと、ただただ単純にこう思ってつぶやいた。

私の好きな歌手も以前メンバーが脱退し、活動休止を余儀なくされたことがある。その復活ライブで見たのは、以前よりもパワーアップ、というより貫禄と言った方がいいだろうか、待っていてよかったと思わせてくれるパフォーマンスだった。グループとして活動できない中でそれぞれが力をつけていた。そしてそんな中でも応援してくれるファンやスタッフさんのありがたさをよくわかっているから、素晴らしいライブができあがっていた。

きっとKAT-TUNも、そういうグループだと思うから、復活コンサートが今から楽しみだ。中丸くんが心配していたファンとの繋がりがなくなるようなことがないように、テレビを見るしDVDを見るしジャニウェブを見・・てはいないのだが、なかぺが良いと聞くので見る方向で、復活を待っている。